初めてのDIY物置小屋に挑戦!必要な測定工具まとめ
DIYで何かものを作るとき、寸法を測ることは欠かせないでしょう。材料を切るための線や、直角、水平など、頻繁に測定する場面が多くあります。
大規模なものを作ろうとした場合、1mmのズレが10回もあると1cmのズレに繋がってしまいます。それほど、正確に測ることは大事です。
作品の出来栄えを良くするために、必要な道具をそろえ、正しい使い方を学んでいきましょう。
必要な道具のなかでも、わたしがDIY小屋作りで、よく活用した測定工具をまとめておきました。ぜひ、参考にしてみてください。
水平器
水平器は水平・垂直・45度を測る道具です。
建築物で扱う場合は、床が水平になるように、壁が垂直かどうかを測るときに活躍します。簡単なものでいえば、棚の取り付けのときに水平か測るときにも使えます。
水平器には、本格的な望遠レンズやレーザー型がありますが、初めての購入であれば、気泡の位置で水平が分かるタイプのもので十分です。
最初にできた数ミリのズレが、徐々に大きく影響してくるので、水平器を活用することをおすすめします。
メジャー
小屋作りを始めるにあたって、採寸が必要になってきます。採寸をするために使われるのがメジャーです。
木材を切る長さを測ったり、床幅や天井高さなど、頻繁に使うところがあるので、1つは持っておくべきでしょう。
長さや太さ、固さなど、メジャー1つでも、さまざまな種類があります。小屋づくりであれば、5.5mで太めのメジャーを持っておけば、困ることはないです。
しょっちゅう使うので、持っておこう!
差し金
差し金は建築物を建てるときに大活躍します。日本の大工さんが昔から使っている、L字のカタチをした物差しです。
差し金は材料の寸法を測れることはもちろん、平行や直角、曲線、45度の直線などの線を引くことに適しています。
さまざまな線を引く以外にも、木材を等分に分けたり、溝の深さを測ることもできます。
線を引くとき、とても扱いやすいので、DIYを始めるのであれば、そろえておいたほうがいいと思います。
まるで大工さんの気分になれるぞ!
下げ振り
下げ降りとは、柱の垂直を測るときに使われる道具です。
柱が傾いてしまうと、建物全体が傾いてしまいます。それを防ぐために、下げ降りが使われます。
DIYで小屋を建てる分には、使用頻度が少ないので必須ではないです。現場合わせで小屋を作っていくときの確認程度で使用します。
水平器でも対応できるので、知っておくぐらいでいいでしょう。
墨つぼ
墨つぼとは、木材などに直線を引ける道具です。
鉛筆でも線を引くことができますが、木目の凹凸によって線が歪んでしまう可能性があります。さらに、線を引きたい長さの定規が必要になってきます。
しかし、墨つぼを使えば、長い木材に直線を簡単に引くことができます。同じ長さで木材を切りそろえたいときも、墨つぼが活躍します。
小屋などの建築物を建てるのであれば、持っておいた方がいいでしょう。
まとめ
測定工具だけでも、これほどたくさんの専門道具があります。
用途や状況によっては、他にも必要な道具をそろえる必要があります。小屋づくりのであれば、基礎をつくるときに、水糸や水盛管を活用することもあるでしょう。
測定の正確さによって、完成される作品に大きく左右します。なので、測定道具をきちんとそろえて、正しく活用しましょう。
木材に墨つけした後は、切る作業に移ると思います。そのときに活躍する電動工具もまとめておきましたので、ご活用ください。